硝酸態窒素とは植物にとっては必要不可欠なものといわれてる。
植物の栄養源のうち最も代表的なものが窒素です。
タンパク質は窒素を含む有機化合物で、そのタンパク質は細胞の原形質の主成分です。
窒素は植物の成長と身体を維持するためには必要不可欠な養分になってきます。
植物は、その窒素を根から吸収するのですが、ひとことで窒素といっても土のなかでは色々な形になっていく。
植物の根が吸収できる窒素の状態になったものを硝酸態窒素と言います。
それは、例えば落ち葉や枯れ草などに窒素が含まれていたとしても植物はそこからすぐに窒素を吸収することはできませんと同じ。
未分解の大きな有機態窒素は各種細菌の働きによってアンモニア態窒素、硝酸態窒素へと形を変え、名前を変えていっていきます。
植物が吸収できる状態の窒素を硝酸態窒素といいます。
植物が窒素を吸収するときは、もとの窒素の形が有機肥料であろうとも化学肥料であろうとも最終的には無機物の形で作物に吸収されている。
そこで、どうして硝酸態窒素が問題になるのか。
問題となるのは、土壌中の窒素濃度が過剰な場合、植物体へ窒素分の移行が促進され、植物体内の硝酸態窒素が過剰に蓄積されてしまったときです。
また、普通に作物に吸収された硝酸態窒素でも、極端な天候の不順や曇りの日が続いたりした場合、光合成力が低下し、同化作用が鈍くなった場合などにも植物体内に硝酸態窒素の過剰蓄積につながるからです。